AIを活用すればExcelの関数を覚えなくていい。
例えば、積立投資の運用結果を計算したいとき、AIに、
「Excelで積立投資の計算をする関数を教えて」
と入力してみたら、
「Excelで積立投資の計算をする関数は、FV関数を使用することができます」
と、「FV関数」を提案してくれた。
なお、今回使ったAIはマイクロソフトのブラウザ「Edge」で使える「bingのAI」だ。
関数の使い方も教えてくれる
「FV関数を使え」と言われても、具体的にどうやって使えばいいかわからない。
という心配も無用。
「ExcelでFV関数を使う方法は?」
と、使い方をきいてみたら丁寧に教えてくれた。
FV関数の使い方
積立投資の計算に使うFV関数について、AIは次のように使い方を教えてくれた。
ExcelでFV関数を使う方法は、以下の手順に従ってください。
1. 求めたいセルを選択し、[数式]タブの[関数ライブラリ]グループの[財務]をクリックして、一覧から[FV]を選択します。
2. [利率]の引数には、年利の入ったセルを選択して絶対参照するためにF4キーを1度押し、続けて/12と入力します。
3. [期間]の引数には、積立期間(月)の入ったセルを指定します。
4. [定期支払額]の引数には、毎月の積立額が入ったセルを指定します。
5. [現在価値]の引数には、初回積立時点での積立額が入ったセルを指定します。
6. [支払期日]の引数には、1が入ったセルを指定します。以上です。参考になれば幸いです。
上記の指示どおりにExcelに入力してみたら、次のとおりとなった。
FV関数で計算した数値が「マイナス」となるので、マイナスが嫌ならFV関数の「定期支払額」に「-1」をかければいい。
具体的には、
=FV($C$4/12,D4,E4*-1,F4,1)
と記述すればいい。