株式投資はインデックスファンドが中心になっているが、当初は個別株に投資していた(今も少しだが個別株を持っている)。インデックスファンドへの投資に目覚めるきっかけとなったのは投資関係の本だった。いずれも有名な本であり、インデックス投資の知識だけではなく、「そもそも株式投資とは何か?」という本質を教えてくれる本だ。これらの本をすべて定価で買っても3,000円程度。もちろん元はとれた上に何千倍もの利益を生み出してくれている。
①敗者のゲーム(日本経済新聞社) チャーリズ・エリス 著
- 投資とは他人のミスが自分の得点になるゲーム
- タイミングに賭けてはいけない
ということを教わった。株式投資をする前に必ず読む本だと思う。
②超簡単 お金の運用術 (朝日新書) 山崎元 著
投資すべき国内外のインデックスファンドと保有比率を具体的に提案している本。投資だけではなく金融商品全般との付き合い方や「国家破綻論」のあしらい方も教えてくれる。積極的に儲けるというよりは、資産を守りながらじっくりと育てたい人向けだ。
最近、本書を改訂した『全面改訂 超簡単 お金の運用術』が出版された。NISA等の最新の情報を確認したければ改訂版を参照したほうがよいだろう。 (2013/10/02追記)
③臆病者のための株入門 (文春新書) 橘玲 著
- ホリエモン事件の時期に出版された少し古い本だが、株式投資の本質や様々な投資方法(デイトレと長期投資、インデックスとアクティブ)について学べる。
- 「金融資産のほとんどを外貨で持て」とすすめているが、金融資産が毎日ジェットコースターのように変動するのに耐えられないと思う。