いつも楽しく読んでいるブログ「オヤジのための快適ITライフ」の記事「『「Chikirinの日記」の育て方』を読んで気づいたこと」に、
「Chikirinの日記」は、“はてブ”でブレークしましたが、現在はFacebookによる拡散が圧倒的に多くなっています。Facebookは実名制ですから、「ちきりん」の名前はFacebookにありません。Facebookでの拡散が圧倒的に多いにも関わらず、自らの名前で登録できないのは、やはり不利になります。
これから自分のブログを広めたい人にとっては、Facebookの活用が最も効果的です。そのために、実名が必要になります。もはや、ブログを匿名で書くか、実名で書くかを云々する時代ではなくなっています。それでも、ペンネームを使う選択肢は残っています。
と書いてあった。つまり、ブログの記事の存在を広めたければFacebookが効果的だ、だから実名でブログを書くことが匿名より有利だ、ということ。
当ブログは匿名で運営している。当然、Facebookは使用していないのでFacebookによる拡散を期待していない。それでも「不利」だと感じたことはない。
匿名でないとブログなんて書かない
性格上、本名を堂々と名乗ってブログで意見表明することなどありえない。もし本名の公表が必須なら、そもそもブログなんて書いていないだろう。あえて書いたとしたら、当り障りのない、八方美人的な記事ばかりになると思う。
本名ブログと匿名ブログの質に差はない
本名で書いているブログ、匿名で書いているブログの両方を読んでいるが、匿名ブログより本名ブログの方が優れていると感じたことはない。わたしの判断基準は、記事の内容がすべてだ。「役に立つ」「面白い」がほぼすべてだ。管理人が本名を名乗っているか匿名かをいちいち調べることはほとんどないし、気にしていない。
Facebookは観光グルメレポート?
わたしの周囲でもFacebookをやっている人はいるが、ほとんどが観光地で撮影した写真や、レストランで撮影した料理をアップしているだけだ。観光グルメレポート(自慢?)の場と化している。本名を名乗っているが顔写真を公開している人はあまりいない。本名でブログを書いている人は皆無。わたしを知っている人にブログを書いていることを知らせることはないだろう。
ブログを営業ツールで活用するなら本名もアリ
本業の営業ツールとしてブログを利用するのなら、本名を公開するのはアリだと思う(というか、本名じゃないと誰も気付いてくれない)。わたしは暇つぶしと趣味で書いているので、営業ツールとして使用する予定はない。アクセス数が伸びれば、広告料収入が増える、という期待はある。しかし、もし現金が欲しいのなら、ブログではなくバイトでもするだろう。そのほうが効率的で確実だ。
※何のためにブログを書くのか?ブログを書くことで何を実現したいか?目的によって本名、匿名かどうか別れてもいい。