世界史の基礎を学びながら記憶に定着させるため、『書きこみ教科書詳説世界史 世界史B』を購入した。
世界史の教科書の重要語が空欄になっていて自分で穴埋めしていくことで記憶に定着していく。
例を挙げると、
イタリア戦争と主権国家体制
1494年、【① 】がイタリアに侵入すると、神聖ローマ皇帝(【② 】家)・スペイン王家などがこれに対抗し、イタリア戦争が起こった。イタリア戦争はやがて、神聖ローマ皇帝カール5世とフランス王フランソワ1世とのあいだのヨーロッパの覇権をめぐる争いに発展して、イギリスなど多くの国を巻き込みならが、16世紀なかばまで続いた。その後も、【① 】王家と【② 】家の対立は、18世紀のなかばまでヨーロッパの国際関係の重要な対立軸となった。 p.156-157
この穴埋め問題はヒントが満載だ。
①はイタリアに隣接する強国(答えは文中に書いてある)
②は神聖ローマ皇帝を何人も出したヨーロッパの名門、カール5世の出身
①、②はスペイン、イギリスではない
というヒントから類推して解けると思う。
なぜ「イタリア戦争」なんて勉強する必要があるのか?これを知らないと現在の「国民国家」について何も知らないことになるからだ。無知なまま年だけ取っていくのがどれだけ恐ろしいか。当然、投資の成績にも響いてくる。
漫然と参考書を読んでいるだけでは記憶に定着しないので、穴埋め問題のような気軽にできるもので世界史の基礎を抑えていきたい。