Amazonからエアメールが届いた。
開封してみた。
恐らく、Kindleの印税収入についての明細だろう。
フォーム名は「1042-S」だ。
印税と言っても金額は少ないが、Amazonから届いた「Kindle作家の認定状」のようなもの、と勝手に見なした。
二重課税回避
Kindleの収入については、わたしはすでに米国政府の課税回避の手続きを取っているので、納税は日本のみでいいはずだ。
<参考記事>
Amazon電子書籍出版のためにEINを取得する方法
【Amazon】米IRSからEIN取得成功、米国の課税免除へ【Kindle】
Kindleで出版して売上が発生した場合、何も手続きしないと米国で源泉徴収されてしまう。
Amazonは米国企業だからだ。
わたしは今は日本国民なので、米国政府に納税する義務はない。
なので、米国政府に税を上納するのがイヤな場合、手続きが必要だ。
米国のIRS(内国歳入庁)とAmazonに、手続書類をエアメール(航空便)で送らなければならない。
面倒くさいが、本格的にKindleで稼ごうと思えば絶対に米国の課税回避はやっておいたほうがいい。
Kindle出版はしんどい
昨年、初めてKindle出版を経験したが、結構大変な作業だった。
ブログみたいにサクサク書いてポーンと更新、みたいにはいかない。
原稿を書いて紙にプリントアウトして、誤字脱字がないかチェックしながら推敲する。章立てを考える。
原稿自体はサラリーマン時代に書いたボツ未発表論文を手直ししたものなので、一から書くわけではなかったが、一冊書いたら燃え尽きた。
電子書籍と言っても「本」なので、手抜きはできない。有料で売るからなおさらだ。
編集、原稿執筆、表紙のデザイン等の作業を一人でこなすのは大変だ。中身が良くても表紙のデザイン、タイトルがダメダメだと売れない。帯にも気のきいたメッセージが必要だ。
出版後も書店を回ってサイン会を開いたり、無料講演という名の販促をしたり……これは有名作家だけだが。
※上記は2014年3月時点の情報です。