「80歳からが高齢者」となる日が来るのか

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高齢者を減らす方法、それは高齢者の定義を変えればいい。

現在は日本を含めた諸外国は「65歳以上」を高齢者と定義しているので次のような「高齢者が増えすぎて大変」という記事になってしまう。

総務省が16日発表した2012年10月時点の推計人口によると、数値を公表し始めた1950年以降、65歳以上の高齢者(老年人口)が初めて3千万人を超えた。定住外国人を含む総人口は1億2751万5千人で初めて2年続けて減少し、減少数は28万4千人と過去最大となった。高齢化と人口減に一段と拍車がかかっている。

「65歳以上人口、初の3000万人超え 総人口28万人減」(2013.4.16 日本経済新聞)


もし「80歳以上を高齢者とする」と定義を変更すれば、高齢者人口は減る。

これから世界的に経済成長してくると、どの国も平均寿命がのびることが予想される。65歳を過ぎても「ピンピンして働いている人」が増えてくると、「65歳が高齢者」とは言い難くなってくる。

『平成24年版 高齢社会白書』(内閣府)の「将来推計人口でみる50年後の日本」によると、65歳以上の高齢者の割合は、

2035年には3人に1人、2060年には2.5人に1人

となると予想されている。

現在(2014年)からみると、2035年は21年後、2060年は46年後だ。その頃には平均余命がもっと伸びて、高齢者の定義は変わっているかもしれない。

現在から見て46年前は1968年(昭和43年)。当時の平均余命は「男:69.05歳、女:74.30歳」だった(厚生労働省HP: 平均余命の年次推移)。当時は55歳くらいで「高齢者」だったのではないかと推測する。

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