毎朝起きたら必ず血圧を測って「135/80」以下となっていたら「正常」と思って安心してきた。
今後は「147/94」以下なら「正常」となる可能性があるみたいなのだ。今まで血圧を測定して、血圧が正常かどうかで一喜一憂していたのは、一体何だったのだろう……。
日本人間ドック学会の専門委員会が、受診者約150万人のうちの一定の病気にかかっておらず健康な約1万人のデータから、検査値の範囲を算定。収縮期血圧は129以下、拡張期は84以下とされた数値は、収縮期147以下、拡張期94以下となった。
今後、基準の緩和につながる可能性がある。
「健康」は血圧147まで 人間ドックの検査値で学会など (2014.4.5 日本経済新聞)
今まで「135/80」以下を正常と思ってきた理由は、サラリーマン時代に健康診断の時にもらった「血圧手帳」にこう書いてあったからだ。
家庭血圧値は
135/80mmHg以上
が高血圧です。
[高血圧ガイドライン2004. 日本高血圧学会より]
今まで血圧を測定してきて、上が147以上、下が94以上になった日はほとんどない。
サラリーマン時代に健康診断では「高血圧」と判定されたことがあったが、そうではなかったのか。
「今まで高血圧だと思い込んでいたが、そうじゃないんだ」と思えば不安がなくなり、血圧も下がるのでは?
※病気になるから医者に行くのではなく、医者が病気を作るという思いを強くした。血圧だけではなく、メタボ、体重、コレステロールなどなど、本当に一喜一憂すべきなのだろうか。
<参考資料>
日本人間ドック学会HP: 新たな健診の基本検査の基準範囲 日本人間ドック学会と健保連による150 万人のメガスタディー