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お金で失敗して仕事と信用を失って恋人と心中

近松門左衛門の『曾根崎心中』を遅ればせながら読んだ。久しぶりにハマった物語だ。何回も読み直した。読んだ本は『曾根崎心中 冥途の飛脚 心中天の網島 現代語訳付き』( 諏訪 春雄(訳注), 角川ソフィア文庫, 2007)だ。江戸時代の大坂にある...
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「早期リタイアは退屈だから仕事したほうがいい」への反論

「早期リタイアしたってどうせ退屈に決まってるから仕事した方がいい」という主張に反論しているのが日本の隠遁者のバイブル『徒然草』だ。どこで反論しているかというと、「早期リタイア退屈論」に対して理論武装するための『徒然草』第75段だ。「退屈は悪...
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セミリタイア生活に必要最低限のお金しかなければ獣と同じ

セミリタイア生活に入ろうとして、資金のシミュレーションをするときは「必要最低限のお金があればいい」という考えでは人間らしい生活ができない。シェイクスピア『リア王』(光文社古典新訳文庫, 2006)を読んでそう感じた。「リア王」とは「リタイア...
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親譲りの財産で働かなくていいから温泉地に長期滞在

川端康成『雪国』(新潮文庫, 1947)を遅ればせながら読んだ。主人公の島村が、親の財産があるから働かなくていい男、つまり「完全リタイア者」、要するに「ニート」というのが興味を引いた。
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「文章が書けない、書くスピードが遅い」を解消できる本

ブログを書いているとたびたびぶつかる「壁」がある。それは、「記事を書きたいけど、書くことがない」だ。PCの前に座っても、手が動かない。ネタが思い浮かんでも「こんなことを書いて大丈夫か」「炎上しないか」「こんなの誰も読まないだろうな」といった...
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老後破産を防ぐための生活保護・年金・遊び方

『老後破産は必ず防げる 年金と老後資金を増やす裏ワザ!』(大村大次郎(著), ビジネス社, 2016)を読んだ。老後に家計が苦しくなり、日常生活に大きな支障が出る前にどうすればいいか。
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ほぼノーリスクでハイリターンな自己投資法

よく、「自己投資にはお金を惜しむな」と言われる。お金は大事だが、あまりにもケチに徹しすぎて経験や読書などの「自己投資」をしないのも問題だ。「財産がお金だけの人」になってしまう。「自己投資」に関する名言自己投資と言えば有名なゲーテの名言がある...
医療・健康

血圧に振り回されるのはもったいない

いままで、血圧を毎朝測って一喜一憂していたけど、もうそんな必要はない。と、『高血圧はほっとくのが一番』(松本光正(著),講談社+α新書,2014)を読んで思った。本書の主張は、「健康でいるためには血圧を測るな」だ。多くの人にとって、血圧を測...