昼寝から目覚めたら、日経平均株価が前日比で1000円以上も急騰していた。
記念にブログに記録しておく。
2016年2月15日の日経平均株価の終値は、前日比+1,069.97円の16,022.58円だった。
TOPIXは前日比+95.95の1,292.23だった。
去年(2015.9.9)も1000円以上急上昇した日があったので記録していた。
去年はチャイナショック(2015.8.21)の大暴落のあとの急上昇だった。
今回も大暴落の直後に急上昇した。
最近のような株価の値動きが激しい時は、株式投資の名著を読んでおけばマスコミ、評論家、投資家のポジショントークに惑わされることがない。
群集心理というのは、幸福の絶頂にある時にさらに大きなリスクをとりたくさせるように、逆に悲観論が支配する暴落の局面では最悪のタイミングで全員にタオルを投げ入れさせるように働くのだ。メディアもまた、世間の関心を煽るために下げ相場のきつさをことさらに誇張し宣伝し、集団自決的な行動に拍車をかける。
『ウォール街のランダム・ウォーカー 原著第10版―株式投資の不滅の真理』(バートン・マルキール著 日本経済新聞出版社 2011) p.322
引用文中の「タオルを投げ入れさせる」というのは、ボクシングのような格闘技で選手が負けそうなときに、セコンドがタオルをリングに投げ入れることで「試合の棄権」を表明することだ。株の世界では「損切り」という。