当ブログの直近3ヵ月(2018年1月~3月)で一番アクセス数(PV)が多かった記事が、
だった。
この記事で「48歳・貯金3,000万円だけどリタイアが可能か?」という読者の方からの質問に回答した。
なぜ、この記事のアクセスが多かったのか考えてみた。
早期リタイアするのに「40代後半&貯金3,000万円が妥当」と思っている人が多いのではないか。
組織での「先」が見える
まず早期リタイアするのに「40代後半」という年齢は妥当か、考えてみる。
40代後半(45~49歳)という年齢は、組織内では競争の結果がほぼ決まっている年齢だ。
40代後半から昇進していくのは一握りの役員候補くらいだろう。
役所や大企業だと「何十人抜きの大抜擢」はほとんど望めない。
ほとんどのサラリーマンは先(ピーク)が見える。
そこで第二の人生「早期リタイア」を考え始める。
貯金3,000万円で早期退職して大丈夫か
次に「貯金が3,000万円」で早期リタイアしても大丈夫か、という問題を考える。
3,000万円という金額は、退職して無収入だと10年足らずでなくなってしまうかもしれないから、ふつうは「早期リタイアは無理」のように思える。
しかし、金額よりもわたしは「3,000万円という貯金を作れた」ことを重視したい。
ふつうのサラリーマンが無計画で何もせず3,000万円の貯金を作るのは難しい。
収支管理能力・資産運用能力・節制力など、一定の努力が必要だ。
まとまったお金を作って守る能力がある人が、「貯金を取り崩していった末に無一文になるような愚行」をおかす可能性は低いとわたしは思う。
退職後にどうやってお金を作るか、手段は人それぞれだが、何とかして無一文にならないような「早期リタイア生活」を構築していくだろう。