サラリーマンの「安心リタイア」に必要な平均貯蓄額は5,214万円

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貯金箱

現役サラリーマンが「安心してリタイアできる」と思う貯蓄額は平均で5,214万円らしい。

参照30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019(SMBCコンシューマーファイナンス)

面白いのは、年を取るごとに「安心してリタイアできる貯蓄額」の平均値が上がっている。

  • 20代……4,026万円
  • 30代……4,955万円
  • 40代……5,473万円

なぜか?

たぶん、深く考えず適当に答えているからだろう(笑)。

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シミュレーションした?

20代~40代の現役バリバリなときに「定年後に安心できる貯蓄額」をキチンと考えているサラリーマンなんて超少数派だと思う。

なのに「安心してリタイアできる貯蓄額はいくらだと思いますか?」と尋ねられても、適当に答えるしかないんじゃないだろうか。

「よくわからないけど5,000万円くらいじゃないの(笑)」とか。

リタイア予定の年齢・リタイア後の収支などをシミュレートして「安心できる金額」を計算している人なんてさらに少数だと思う。

リタイアシミュレータ3選

リタイア後のシミュレーションを真剣にやりたい場合に役に立つツールを3つ紹介したい。

逃げ切り計算機

セミリタイア希望者・実践者の定番シミュレータだ。

「年齢」「貯金」「利回り」「年間支出額」「年金」「インフレ率」を入力すると、何歳まで生き延びられるかを計算してくれる。

みらい電卓

野村證券のシミュレータだ。

積立投資や貯蓄取崩しのシミュレーションができる。

確定拠出年金(iDeco)などの長期投資でリタイア資金を運用している個人投資家は重宝するだろう。

ライフプランシミュレーション

全銀協(全国銀行協会)が提供するシミュレータだ。

年齢・貯蓄・家族構成・マイホームの有無・性格などを入力すると、90歳までのキャッシュフローのグラフを描いてくれる。

まとめ

他人様が適当に答えた「安心できる貯蓄額」に惑わされることなく、自分で計算するのが吉。

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