2020年でセミリタイア生活を始めて8年以上が経過した。
過去8年間(2012~2019年)の家計の年間収支をまとめてみた。
セミリタイア元年の2012年(平成24年)年度の収支を▲100(マイナス100)としたグラフを描いてみた。
グラフを眺めながら各年度の収支を振り返ってみたい。
セミリタイア1年目はほぼ完全リタイア
セミリタイア初年度の2012年はほぼ「完全リタイア」だった。
「会社を辞めたらしばらくは心身を休めたい」と思っていたので働く気はなかった。
なので、家計のほとんどは「貯蓄取崩し」でまかなった。
結果、赤字。
退職する前から「会社を辞めたら貯金の取崩しで生きていってもいい」と思っていたので赤字は想定内だった。
2年目に赤字幅が激減
2年目の2013年は前年に比べて赤字の幅が激減している。
もちろん、働いたからではない(笑)。
株・投資信託の売却益が入ったからだ。
加えて、この年の9月から当ブログを開設して細々だが収益が発生し始めていた。
赤字がどんどん減っていく
2014年~2016年の3年間は当ブログの収益が増えてきて、赤字の幅が減っていった。
2016年からはKindle本の出版も開始して、赤字削減に貢献し始めた。
そして……。
黒字
2017年以降は退職前には想定していなかった「年間収支の黒字」を達成しつづけている。
バイトや社員として雇われずに家計を黒字化できたので、わたし個人としては理想的なセミリタイアだ。
2018年の黒字が突出しているが、これは実家が地震と台風で被害を受けたので保険金がおりたためだ(わたしの名義で加入している保険から)。
保険金は入ったが職人不足で当年内に補修ができず支出が発生しなかったため黒字となった。
黒字にはこだわらない
今後、2020年以降の家計は「黒字にはこだわらない」ようにしたい。
ブログの収益やKindle本の印税もいつまで続くかわからない。
収支の黒字にこだわってガツガツ働く気もない(黒字が最優先ならそもそも会社を辞めてない)。
とりあえず、死ぬまで貯蓄が持てばいいかなと思う。