現在わたしのPCで使用している有料のウイルス対策ソフト「ESET」の更新時期が迫ってきた。
OSはWindows 10だ。
今回は有料ソフトを更新せず、Windows 10(バージョン1703以降)に付属している「Windows Defender」に切り替えることにした。
Windows Defenderに切り替える理由は2つ。
- 無料であること
- 他の有料ソフトに匹敵する性能
無料最強
無料……これほど最強なメリットはない。
今まで使用してきた有料のウイルス対策ソフト(ESET Internet Security)の料金は、例えば端末1台で1年間の場合、新規購入で4,500円だ(2020年6月17日現在)。
参照新規購入(個人向け製品) ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズ(キヤノンITソリューションズ)
さらに、2年目以降も使うなら更新料金が必要だ。
一方、Windows 10に最初から付いている「Windows Defender」なら「無料」でずっと使える。
無料で使えるのは大きなメリットだ。
「ESET Internet Security」もいいソフトなのだが、、、今回は「無料」になびいた(笑)。
性能も十分
ウイルス対策ソフトの料金が無料でも、性能がダメダメならPCのウイルス感染を防げずに「タダほど高いモノはない」となる危険性がある。
ただ、「Windows Defender」の場合、他の有料ソフトに比べても性能で遜色がない。
オーストリアのウイルス対策ソフトを評価する非営利の独立組織「AV-Comparatives」が2020年2月~5月に実施したテストによると、各社のウイルス対策ソフトの成績をグラフで表示すると次のようになった。
出典Real-World Protection Test February-May 2020(AV-Comparatives)
※赤線は引用者による。
グラフの凡例の説明は次のとおり。
Compromised: 感染した
User dependent: ユーザー依存(ユーザーの設定によって防げた)
Blocked: 感染を防げた
False Positives: 偽陽性(誤検知)
参照【ITエンジニアが解説!】Windowsであれば有料ウイルス対策ソフトはいらない!(YouTube)
グラフの灰色の部分「Blocked」を見ると、「Windows Defender」(”Microsoft”のグラフ)のウイルス感染の防御率は99.7%と、他の有料ソフトに匹敵している。
わたしは「性能は十分」と判断して、当面は「Windows Defender」を使うことにした。
<日本マイクロソフトの「Windows Defender」に関する動画>
※上記は2020年6月17日現在の情報です。