早期リタイア後に経験した4つの「突発的な大型支出」

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突発的な大型支出

早期リタイア生活で心配なのは「突発的な大型支出」だ。

日常的な生活費はある程度予測できるが、突発的に発生する想定外の支出の「時期」や「金額」は予測不可能だ。

わたしが9年近くの早期リタイア生活で経験した「突発的な大型支出」は次の4つ。

  • 台風で被災
  • 母の入院・死去
  • 腎臓結石の手術
  • 猛暑下でエアコン故障

以下で各支出の詳細と対策を詳しく説明して、最後に支出の総額を紹介する。

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台風で屋根瓦が飛ぶ

最初の「台風で被災」とは、2018年(平成30年)の台風21号による被害だ。

参照台風第21号による暴風・高潮等(気象庁)

実家の屋根瓦が飛んだ。

2018年の地震・大雨・台風とセミリタイア生活
2018年は大きな災害が短期間に立て続けにやってきた。 わたしが経験した災害は次の3つ。 6月……大阪府北部地震 7月...

幸い、保険(火災保険・地震保険)に入っていたので、補修費は全額保険金でカバーできた。

ただし、職人の不足で補修作業を開始したのは被災から約1年半後の2020年初頭だった。

母の入院・死去

約2年前の2018年、母が胃がんで入院した。

残念ながら末期がんで、入院から2か月ほどで死去した。

突然の入院、突然の死去だった。

医療費・葬祭費について、一部をわたしが立て替えることとなった。

セミリタイア中のクレジットカード利用枠引き上げ申込みと審査結果
先日、生まれて初めて「クレジットカードの利用枠」を引き上げた。 胃がんで入院中の母の医療費をクレジットカードで支払ったからだ。 ...

結果的には入院・葬儀・法事などの費用について全額を母の貯蓄と死亡保険金などでカバーできたので、実質的なわたしの負担はなかった。

腎臓結石の手術

定期検査で、持病の腎臓結石が大きくなってきたことがわかった。

なので、腎臓結石を破砕(細かく砕く)する手術(ESWL)を受けた。

腎臓結石の手術(ESWL)で石を割ってきた
先日、腎臓結石の手術を受けた。 サラリーマン時代に尿路結石になって手術をして以来、病院でレントゲンによる定期検査をしている。 定...

手術・検査・薬の費用の自己負担分は7万円ほどだった。

が、「高額療養費制度」のおかげで自己負担分の一部が還付された。

高額療養費の請求と限度額適用認定証の取得
腎臓結石の手術でかかった費用の一部を取り戻すため、役所へ高額療養費の請求に行ってきた。 手術を受けた月にかかった費用の総額は6...

参照高額療養費制度を利用される皆さまへ(厚生労働省)

エアコンの故障

最近経験したのが「エアコンの故障」だ。

2020年8月、猛暑の中で突然エアコンが止まった。

長期間(10数年くらい)使っていたので、「寿命」だと思われる。

エアコンなしでは生活できないので、すぐに買い替えた。

いや~、最新型(2020年モデル)のエアコンはすぐに部屋が冷えますな。

それに、電気代もあまりかからない。

費用については、上記のような保険や福祉制度は使えないので、全額自己負担だった(笑)。

突発的な支出は確実に起こる

上記の4つを「突発的な大型支出」として紹介したが、どれも確実に起こりうる事態ばかりだ。

災害、親の死、病気、エアコンの故障……生きていれば誰もがほぼ確実に経験する

すべての突発的な支出に対して「貯金」で対応するのは無理がある。

なので、保険や公的福祉制度をうまく利用したい。

支出総額と自己負担額

今回紹介した4つの「突発的な大型支出」の総額は388万円だった。

対して、自己負担は「腎臓結石の医療費の一部」と「エアコン代」で、総額は23万円だった。

なので、「突発的な大型支出」の自己負担率は5.9%だった(23 万 ÷ 388 万 = 5.927 %)。

※上記は2020年9月1日現在の情報です。

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