今年、2020年で早期リタイア生活が9年を超える。
40代前半で2011年に退職してから、バイトを含め「雇われ仕事一切せず」で9年過ごしてみて、サラリーマン時代と比べて印象に残ったことを語ってみたい。
内容は次の3つ。
- 支出が減った
- 貯蓄が増えた
- 時間のクオリティが上がった
1. 支出が減った
これまで当ブログで何度も語ってきたが、サラリーマン時代に比べて「支出が減った」ことは特筆すべきだ。
サラリーマンを辞めると「ストレス解消費」「交際費」「見栄張り費」の支出がなくなる。
「ストレス解消費」で大きかったのは「旅行代」だった。
週末には平日にたまったストレスを解消するため、現実逃避をするため、マイカーや列車で遠出をよくした。
ホテル代・交通費(マイカーのガソリン代・車検費・税金、運賃など)はバカにならなかった。
「交際費」とは、飲み会・会食・遊び・会社関係の冠婚葬祭などに飛んでいったお金だ。
「見栄張り費」はちょっと高めのスーツ・ネクタイ・靴など、「自意識を高めるだけ」の効果しかないような出費だった。
以上のような出費は、早期リタイアしたらなくなる。
2. 貯蓄が増えた
会社を辞めて大して仕事をしていないのに貯蓄が増えた。
退職前は「貯蓄を取り崩して生活する」早期リタイアを想定していた。
例えば、生活費が月10万円かかるとすると、毎年120万円ずつ貯蓄が減っていくと見積もっていた。
しかし、いざ早期リタイア生活を始めて見ると(右肩上がりではないけど)貯蓄は増えていった。
推移は次の記事を参照してほしい。
貯蓄が増えた要因は「アベノミクスによる株高」「収入増」の2つだ。
2012年12月の第2次安倍政権誕生以降、株価が上がっていった。
収入も、ブログの収益やKindle本の印税が入るようになった。
3. 時間のクオリティが上がった
時間のクオリティがサラリーマン時代よりも格段に上がった。
「時間のクオリティが上がる」とは「自由度が上がる」ことだ。
朝は、出勤しなくていいからバタバタしなくなった。
好きなことをしていい時間が、ゆっくりと流れていく。
ゆっくりと朝食をとって、散歩して、ブログを書く。
昼以降も、自由な時間がゆっくり流れる。
サラリーマン時代には日曜日の夕方や長期連休最終日に感じていた「不快な緊張」とも無縁だ。