早期リタイア資金も10万円給付も「消費に向かうことが大事」

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お金を使え!

「お金を素直に使えない」

という体質は、早期リタイアの「デメリット」と言っていい。

サラリーマン時代から早期リタイア資金を作るために「貯蓄」と「低コスト生活」を長年続けてきたから、「スムーズにお金を使えない体質」になってしまっている。

逃げ切り計算機」などで資金シミュレーションをやってみて「もっとお金を使っても大丈夫」という結果が出ても、ついつい支出を下げようとしてしまう(笑)。

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人生後半は蓄財から消費へ向かいたい

10万円給付も「消費に向かうことが大事」(2020.10.27 NHK)

という記事を読んだ。

国が10万円の特別定額給付金を配ったが、預金額が増えているという。

今まで散々ありもしない「財政破綻」や「年金崩壊」というネタで国民に不安を煽ってきて今さら「金を使え」と言ってもなあ。

とはいえ、早期リタイア資金も給付金と同様「消費に向かうことが大事」と思う。

「労働・投資・節約でリタイア資金を増やすフェーズ」は人生の前半で終わった。

もうアラフィフで人生の後半に入ったのだから「消費を増やすフェーズ」としてお金を使って人生を楽しんでもいいのではないか。

と最近思うようになった。

低コスト自慢合戦

ネットニュースやセミリタイアブログなどを色々読んでいると、低コスト生活をアピールしている記事をよく見かける。

「コンビニの無料クーポンでタダ飯・タダ酒をゲットした」とか、

「何とかペイで高額ポイント還元」とか、

「特売日に日用品や食料を激安で買えた」とか、

「図書館でタダで本を読みまくっている」とか、

「株主優待品で生活費ゼロ」とか、

「ふるさと納税で高額返礼品ゲット」とか、

「Go To 何とか」とか。

すべて「見て見て!俺って(わたしって)こんなにお金を使ってないんやで!」というアピールだ。

「お金を使わず貯金に回すのは良いこと(支出 = 悪)」という心理のなせるわざだ。

お金を使うにしても「通常より安い」「ポイント還元」などの「好条件」がついてないと使えなくなってしまっている。

確かに、支出を抑えるのは早期リタイアの必須条件なのだが……。

低コスト生活を続けちゃうと、遺産が増えるだけなんだけどな~。

遺産はいらない

「高額な遺産を残すのが人生の目的」なら死ぬまで低コスト生活を続ける必要がある。

しかし、幸いながらわたしは遺産を残す必要がないので、誰にも遠慮せず早期リタイア資金を使おうと思う。

などと書きながら、やはりお金を使うのは抵抗がある。

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