2020年(令和2年)もあと1か月足らずで終わる。
今年度の家計の「収支見込」を調べてみた。
2020年度の我がセミリタイア生活の家計は「黒字」になる見込みとなった。
黒字会計は2017年度から4期連続となる。
要因は、次のように2020年度の収支が「好調」だったからだ。
- 収入がセミリタイア史上2番目の高収益
- 支出が相変わらず低空飛行
「セミリタイア史上」と大げさな言葉を使っているが、2020年はわたしが会社を40代前半で早期退職して9年目にあたる。
コロナ禍でも収入は増えた
2020年は世界がコロナ禍に覆われた。
景気が劇的に悪化した。
が、わたしの家計はそんなに影響を受けなかった。
2020年度は持続化給付金を申請するような「国の世話」にならずにすみそうだ。
収入は昨年度(2019年度)に比べて増えた。
理由は、「Google Adsense」「Kindleの印税」の収益が昨年よりも増えたからだ。
あと、特別定額給付金の10万円も大きい。
ただ、「Google Adsense」は2020年度の終盤から収益が減り始めているので、来年度(2021年度)はあまり期待できないかも。
支出が低空飛行
支出については、退職後はずっと変わりなく「低空飛行」が続いている。
2020年度は次のような大型支出があった。
- 実家の屋根補修(2018年の地震・台風で破損)
- スマホの購入(ガラケーからの切替)
- エアコンの買い替え(猛暑の夏に突然故障)
しかし、上記のような大型支出を加味しても退職前に比べたら「低コスト」だ。
セミリタイアしてサラリーマン時代より収入が減ったから節約している……わけではない。
当ブログで何度も書いているが、
「サラリーマンを辞めると、無理な節約をしなくても支出が自然に減る」
のだ。
「通勤や仕事に必要な出費」「見栄張り費」「ストレス解消費」「無用な交際費」といった出費が消えるから。
2021年度以降は黒字にはこだわらない
今年度(2020年度)も結果的に「黒字会計」となる見込みだ。
翌年度以降の家計も黒字になればそれに越したことはないが、「何が何でも黒字会計を目指す!」ことはしたくない。
目指してしまうと「収入のノルマ」が発生してしまうからだ。
支出を上回る収入を維持するために、労働時間を増やしたりやりたくないバイトをしたりという人生になる。
会社を早期退職して「Go To セミリタイア」を目指したつもりが「Go To Work」になってしまう。
なので、2021年度以降は無理に黒字家計にしようとは思わない。