「定年退職 vs 早期リタイア」の論争は近親憎悪か

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退職届

サラリーマンのライフスタイルの論争に「定年退職 vs 早期リタイア」がある。

よくよく考えると、定年退職と早期リタイアの相違は「退職時期を誰が決めるか」しかない。

退職時期を他人(国や会社)に決めてもらえば「定年退職」だし、自分で決めれば「早期リタイア」となる。

(「定年前に強制的に解雇」のケースは懲戒解雇や倒産などかなり「レア」だと思うので今回は無視する)

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早期リタイア批判の本質

定年退職と早期リタイアの違いが「退職時期を誰が決めるか」だとすると、定年退職派が早期リタイア派を批判する理由は「お上が決めた定年年齢に従わないのが許せない」からとなる。

早期リタイア派は「退職時期を自分で決定できるだけの資産があるから自分で決めただけ」だ。

(「資産がある」が許せないというなら、それは単なる「嫉妬」だ)

働かない早期リタイア者は許せない?

「定年前に早期リタイアして、その後働かずにブラブラするのが許せない」という人がいるかもしれない。

それは「早期リタイア = 定年前に早期退職して仕事をせずブラブラする」だと思い込んでいるからだ。

もし、仕事をしないことがダメなら、定年退職後に仕事をせずブラブラしている人も批判の対象となるはずだ。

早期リタイアと定年退職の違いは「誰が退職時期を決めたか」しかないのだから。

定年が65歳だとして、「65歳で定年退職したら遊んで暮らしてもいいけど、64歳で早期リタイアして遊んでいるヤツは許せない」、なんてことはないと思う。

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