式年遷宮の年(平成25(2013)年)、はじめて神宮(伊勢神宮)を参拝した。
初めて参拝するときに気をつけておきたい点を5つ挙げてみた。
現地であわてることがないよう、この記事を読んで準備してからゆっくりと伊勢神宮参拝を楽しんでもらえれば幸いだ。
小銭は多めに持っていく
伊勢神宮は外宮、内宮の2つだけではない。
外宮、内宮にそれぞれ別宮、摂社と呼ばれる中小の社がたくさんある。
企業で言えば、大きな親会社の下に中小の子会社がたくさんあるような企業グループのようだ。
「伊勢神宮HP」によると、正宮は内宮、外宮の2つ。別宮が14、摂社が43、その他の社を入れると合計125もある。
参拝する時に賽銭が必要な場合、小銭を多めに(10枚以上)用意しておいたほうが良い(小銭ではなくお札を賽銭とする場合にはお札を多めに用意する)。
少なくとも、参拝する社の数だけ小銭は必要だ。
財布からいちいち小銭を取り出すのではなく、別途賽銭用の小銭入れを用意しておいた方が、早く賽銭を取り出せる。
バス移動にも小銭が必要
小銭が必要なのは賽銭だけではない。
バスで外宮-内宮間を移動する場合、運賃は(三重交通の場合)片道430円(小児:220円)となっている(2018.4.28現在)。
参照路線バス時刻運賃検索(外宮前―内宮前) (三重交通)
つり銭は出ないので、両替をせずにスムーズに降車したければ、あらかじめ往復運賃を100円と10円硬貨で用意しておいたほうが良い。
運賃は降りる時に支払う。
※2018.4.28追記
交通系ICカード(ICOCA、Suicaなど)を持っているなら現金よりもスムーズに支払える。
参照三重交通で使えるその他のICカードについて(三重交通)
式年遷宮の当日は立入禁止時間帯あり
遷御の当日は中に入れない時間帯がある。
中で参拝したい場合は、遷御の日は避けたほうが良いと思う。
日帰りの場合、時間に余裕をもって行動する
「外宮-内宮-おかげ横丁」の王道コースをゆっくり回ろうとすると、それぞれ1時間以上かかる。
移動時間を入れると、計4時間以上はかかる。
食事の時間を入れると5時間でも足りないのではないか。
日帰りで行くときはなるべく早目に行ったほうが、余裕を持ってゆっくりお参りできる。
事前にタイムスケジュールを紙に書き出して行ったほうが良い。
ちなみに、参拝は朝5時からできる。
靴が灰色になる
晴れの乾燥した日だと、砂利道の砂ぼこりが靴につく。
黒やダークブラウン系の黒っぽい靴だとあっというまに灰色になってしまう。
100円ショップで売っているような靴磨きがあれば持って行ったほうが良い。
砂ぼこりで汚れた靴で参拝するのは格好悪いし、神々に失礼だと反省した。
歩きやすい靴で参拝する
外宮、内宮の正宮や主要な別宮をすべて参拝すると、歩く距離はけっこう長くなる。
砂利道や石段を長距離歩くと、けっこう足に負担がかかる。
歩きやすいはき慣れた靴で参拝したほうが良い。
女性はハイヒールで行くのはやめたほうがいいと思う。
以上、お伊勢参りの役に立てば幸いです。
▼伊勢神宮に参拝したときに撮ったスナップ写真(Microsoft Sway)