国民年金未納、免除のリスク

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国民年金保険料は今のところ一括納付で全額支払っている。国民年金を含めた国営年金のリスクとしては次のようなことが考えられる。

●マイナス要因
①年金保険料が値上げされる
②支給年齢の引き上げ
③支給額の引き下げ

●プラス要因
①年金保険料が値下げされる
②支給年齢の現状維持
③支給額の引き上げ

ニュースではマイナス要因ばかりが宣伝され、増税の口実とされている。しかし、少子高齢化を考慮しても年金財政の運用成績次第では支給開始年齢が延長されずに満額が支給される可能性もある。

また、インフレを考慮する必要もある。インフレになれば現役世代の所得が上がる可能性が高いので、インフレ率に応じて名目上の支給額が増額される可能性がある。支給開始年齢まで昨年までのようなデフレが続けば年金受給額が大幅に下がる場合があるが、デフレから脱却して長期間インフレになる場合は年金支給額が上る可能性はありうる。

国民年金保険料を支払わないで手元においておく場合は、次のような場合だろう。
①資産運用でGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)よりも高い運用利回りを得る自信がある
②今後もずっとデフレが続くと信じている
③年金制度が破綻(もしくは大幅に不利な制度に改悪)すると信じている

つまり、国民年金として納めるはずのお金を手元において自分で運用したほうが有利、という場合だ(払うのがもったいないので未納、免除というのは論外とする)。

私は、年金受給開始年齢までずっとGPIFを上回る運用成績をあげる自信はないし、インフレになって物価が上がる可能性があると思う。よって国民年金は支払って、残りは自分で運用するという手法をとる予定だ。免除でも年金がもらえるが、金額が少ない。

この方法が正解かどうかは、今後の平均寿命の伸び、インフレ率、金利、株価の動向次第だ。

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