早期リタイア後は成功のハードルが下がる

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クリス・ギレボー著、本田直之監訳『1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法』を読む。原題は”THE $100 STARTUP”。$1=100円として「1万円起業」だ。「1万円起業」の定義は、

・初期資金は100ドル(1万円)~1,000ドル(10万円)
・年間の収益5万ドル(500万円)以上
・資格や特別な技能は必要としない
・ごく少数(自分1人、もしくは友人数人との場合がほとんど)

この中でいちばん難しいのが、「年間の収益5万ドル(500万円)以上」だ。本書では「利益」としているので、総売上が1億円でも経費が9,600万円であれば、利益は400万円なのでダメということになる。

しかし、早期リタイアの場合は初めからリタイア資金をある程度用意しているはずなので、年間の収益にこだわる必要はない。年間の収益が10万円でも1万円でも、本人がそれでよければそれは成功だ。「雑所得が20万円以上になると確定申告が必須になるので面倒」という人もいるかもしれない。

「いや、起業するからには儲けたい」というなら、本書では「すばやくスタートし、反応を見てから考える」が大事だと説く。実行しなければ、計画を立てただけで人生が終わってしまう。「実行=販売」とすると、ルールは次の5つのようになる、と書いてある。

①市場性の高いアイデアを選ぶ
壮大で画期的なでなくても、他人がお金を払ってでも欲しがるような有益なものであればいい。

②費用を抑える
お金ではなく労力をつぎ込む。借金をせずに済むし、失敗の影響が最小限に抑えられる。

③まず売ってみる
とりあえず作って売ってみる。他のビジネスとの競争は後で考える。いちばんの大敵は、心の迷いにほかならない。

④つくる前に市場をたしかめる
多大な労力をつぎ込む前に、自分が提供するものを欲しがる人がいるかどうか知る

⑤最初の結果によって、変えるべきところは変える
成功したら、忙しくなる。作業を外注するなど早めにやり方を変えて、最初に始めたときのスタイルに固執しない。

起業してうまくいけば収入が増えるかもしれないが、こまごまとした雑務に追われたり、数人で始めたら人間関係や担当の割り振り、経営方針の対立でケンカしたりするなど「これじゃあサラリーマン時代と一緒やん」ということにもなりかねない。

早期リタイアの最大の目的は「お金に困らず、ストレスの少ない、平穏な日々をすごす」なので、過大なストレスを感じたり、友人達ともめてまで金儲けする必要があるのか、ということを常に自問自答すべきだ。

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