個人向けマネックス債(5年・年利1.5%)のリスク

第32回個人向けマネックス債は期間5年、年利は1.5%(税引前)。金利を預金金利と比較すると高い(ゆうちょ銀行の定額貯金(1年)の金利は0.035%)。

これは有利な投資と見て良いのか。

銘柄概要によると、リスクは2つある。

①市場金利の上昇等により債券価格が変動し、購入価格に比べ売却価格が下落することで、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)を生じることがあります。

②本債券の流通市場は確立されていないため、満期償還日前の中途売却価格が発行会社の財務状況、一般市場状況やその他の要因により、当初の投資額を著しく下回る可能性があり、または売却することができなくなる可能性があります。

第32回個人向けマネックス債銘柄概要


心配なのは①の価格変動リスクだ。

日本国債(10年物)の金利は最近は0.6%台後半だ。もし、5年以内に国債金利が上昇して5年間の平均金利が1.5%を上回ったら、マネックス債を買うより、国債のほうがお得という場合がある。

例えば、翌年の国債金利が0.70%だとして、1年ごとに国債金利が1.39倍増えていくとする。この場合、今後5年間の国債金利は0.70%、0.97%、1.35%、1.88%、2.61%となる。元本100万円だとすると利息の合計は75,185円となり、マネックス債の利息の合計75,000円よりも上回る。

実際はこのように機械的に金利が増えていくケースはないかもしれないが、現在の名目金利だけを見て「有利だ」と判断することは避けたい。今後5年間、金利があまり上がらないと予想できるかどうかが重要だ。

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