43歳で金融資産が4億円。
内訳は、
現金:8千万円
預貯金:1億2千万円
投資信託等:2億円
大阪府河内長野市市役所の、生活保護費を着服した職員が保有していた金融資産だ。
【衝撃事件の核心】生活保護横領で資産4億円 「貧乏だったから…」カネに強い執着心(2013.11.26 iza産経デジタル)
着服した金額は約2億6千6百万円で、手付かずだったらしい。
ということは約1億4千万円は自分で貯めたことになる(インカムゲインは除く?)。
家族構成は共働きの妻と子どもが2人。
家賃5万円程度の団地から引っ越さず、車も軽乗用車のままだった。
通勤は株主優待の無料パスを使っているのに、市役所に通勤手当を請求するほどのケチっぷりだったらしい。
南海電鉄の株主として得た無料乗車証で通勤しながらも、市に交通費を請求し、却下されたことがあった。
上記記事
普通の感覚なら、貯金が1億4千万円あってなおかつ公務員で共働きであれば「お金に困る」ということはないはず。
お金への執着心が異常に高まってしまったら、いくら大金を貯めこんでも全然安心できないのか……。
南海電鉄HPによると、保有株数30,800株以上なら優待品として定期券式乗車証がもらえる。時価から推定すると、少なくとも1千万円以上は南海株を買っていたと思われる。