成功者を叩く非成功者の3大特徴

宮殿

「成功者を叩く」というのは日本だけでなく海外でもあるようだ。

エッカーマン『ゲーテとの対話(上)』(岩波文庫 1968)で、ドイツの文豪ゲーテが「成功者を叩く非成功者の特徴」を分類している。

ゲーテ自身、作家・政治家・科学者などとして多方面で活躍して豪邸に住んで「裕福な大成功者」として生きた。

(どんな豪邸に住んでいたかは、本書の巻末に「ゲーテ邸の写真と見取図」があるので参照してほしい)

ゲーテのように大成功者となると、当然のように彼を叩く人が山のようにいた。

どんな人たちがゲーテを叩いたのか。

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無知

まず第一に、無知ゆえの敵がいる。私を理解せず、無知ゆえに私を避難する連中だ。私の人生において、こういう手合はかなりの数にのぼり、私をうんざりさせてきた。けれども、この手合は自分のやっていることの意味を知らないのだから、まだ許すこともできよう。

ゲーテが何をやっている人かよくわからず、とんちんかんな批判をする人が多かったのだろうか。

あいつは何をやっているのかよく知らないけど、どうせ悪いことをして荒稼ぎしているに決まってる、許せん!」という手合なのだろう。

嫉妬

嫉妬……これはもう成功者が叩かれる原因の定番だ。

つぎに、数の上では大勢いるのが、私を嫉妬する連中だ。私が、幸福であり、私が自分の才能によって獲得した名誉ある地位についているのが、気にくわないのだ。私の名声にけちをつけて破滅させようと躍起になっている。私が不幸であり、みじめであったら、敵になどまわらなかっただろう。

成功者を叩いて足を引っ張って自分と同じように「不幸な人」にしようとする。

敗北

つづいては、自分の成功が大したものではなかったので、敵にまわった連中がいるが、この数もたいへんなものだ。中には、天賦の才のある人間もいるにはいるのだが、私のせいで冷や飯を食わされる破目におちいったといって、憎んでいるのだ。

ゲーテさえいなければ俺はもっと出世していた。

ゲーテさえいなければ俺が文豪と言われていた。

あいつさえいなければ、俺はもっとちやほやされているはずだ!」という理由で叩く。

本書ではあといくつか「成功者を叩く人」について解説している。

詳しくは本書で。

もし叩かれたら

もし、成功して「叩かれる人」になったらどうするか。

いくら成功しても叩かれると気分が落ち込むようだ。

どうやって嫉妬や誹謗中傷を受け入れたらいいのか。

千人の人間の中にだって、その心ぐみや思考法においてぴったり一致する者など二人といないだろう。こうと仮定すれば、敵の数が多いことに驚くというよりは、むしろこれほど多くの友人や味方を持っていることを驚く方が当然だよ。

※引用元:『ゲーテとの対話(上)』(1824年4月14日 水曜日)

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