ヒマだったので、過去の預金通帳をパラパラと見ていた。
就職した年の年末の預金残高は105万円だった。
4月に新卒で会社に入って働き始めて、8ヵ月ほどで預金が100万円を突破していた。
「へー、社会人のスタートから貯め込んでたんだ」
と感じた。
就職する直前の預金残高が20万円だったから、就職した年は給与・賞与から85万円貯金したことになる。
月10万円のペースで貯金していた。
貯金のコツ
就職した当時はお金に関して無知に近い状態だった。
もちろん、「将来のために計画的に貯金しよう」なんてまったく考えてなかった。
お金については何も考えていなかった。
貯金のコツは「何もしない」こと。
新人の頃は、家と会社を往復するだけの生活を続けた。
休日は平日の疲れをとるだけ。
つまりゴロ寝。
社会人2年目も、3年目も、何年も「家と会社を往復するだけの生活」を続けたら、誰でもお金は貯まりまっせ。
お金のかかる趣味は、なし。
お金をかけたのは、「本」くらいだった。
貯金は無理にするな
最近は老後のために若い頃から貯金を推奨する風潮がある。
貯金はあった方が無難だが、必要な物、ほしい物を「我慢」してまでお金を貯め込む必要はない。
あえて貯金をするなら、サラリーマンだったら財形や確定拠出年金で十分だと思う。
つまり、無理のない範囲で天引預金すればいい。
無理な節約は、お金以上にストレスがたまるから、やめた方がいいと思う。
「節約」という言葉を聞いて心の中に黒いモヤモヤとした不快感が生じたら「節約に向いていない体質」だ。
節約はやめて、ふつうにほしい物を買って、やりたいことをやっていればいい。