血圧に振り回されるのはもったいない

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heart

いままで、血圧を毎朝測って一喜一憂していたけど、もうそんな必要はない。

と、『高血圧はほっとくのが一番』(松本光正(著),講談社+α新書,2014)を読んで思った。

本書の主張は、「健康でいるためには血圧を測るな」だ。

多くの人にとって、血圧を測る理由は「高血圧かどうかをチェックするため」だろう。

血圧が「基準値」以内ならば安心して、基準値を超えていれば「高血圧だ!」とパニックになる。

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血圧測定は心を傷つける

そうやって、血圧に一喜一憂すること自体が病気を招く

血圧を常に気にすることは、それ自体精神的なストレスであり、健康に害を及ぼす。

数値ばかりに気をとられ、それを下げても、心という本質的なものを踏みにじっていては、結局体に跳ね返ってくる。

pp.127-128

そうか、血圧を測定する行為は、心を傷つける行為なのだ。

血圧は気にするくせに、自分の心が傷ついていることを気にせずに放置してきたのではないか、と反省した。

毎日、自分で自分の心を傷つけていて、健康になれるわけがない。

高血圧だと脳卒中になる?

高血圧が問題視される理由のひとつは「脳卒中のリスクが高まる」という常識だ。

だから、高血圧ならば降圧剤を服用して血圧を下げなければならない、ということになっている。

本書によると、「高血圧による脳卒中(正確には脳溢血)」よりも「降圧剤の服用による脳梗塞」のほうがリスクが高いという。

「高血圧で脳卒中になる」という常識は、実は過去の話なのだ。

降圧剤で血圧を下げると脳溢血のリスクは下がるが、脳梗塞のリスクは高まる」らしい。

現代は脳溢血は少数派で、脳梗塞が多数派だ。

参照死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率(人口10万対)(厚生労働省・平成27年(2015)人口動態統計)

小心者は血圧測定しないほうがいい

本書を読んで思ったのは、「小心者(わたしも含めて)は血圧を測定しない方が健康にいい」。

「血圧を毎日測らないと心配で心配でさらに血圧が上がりそう」という人は測ったほうがいいのかもしれないが……。

今は「高血圧」が医療業界だけではなく行政・健康食品業界・出版業界・マスコミも含めた「ビジネス」になってしまっている。

つまり「売り手」にとって都合のいい情報が氾濫している。

国民が血圧を気にしなくなると、降圧剤が売れなくなったり、血圧計が売れなくなったり、健康食品が売れなくなったり、健康番組の視聴率が下がったりしてして、失業する人がたくさん出るから、売る方も不安を煽るのに必死なのだ。

血圧について、本書を含めていろいろ読んで勉強して、「正しい血圧との向き合い方」を考えるのが健康的だ。

高血圧はほっとくのが一番 (講談社+α新書)
講談社 (2014-06-06)
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