2017年は会計上「特異」な年度となった。
年度の収支が黒字となったのだ。
セミリタイア生活というのは「サラリーマン時代の貯金を取り崩す」のが原則だ。
だから、貯金は減っていくものと思っていた。
ただ、最近の株高で「貯金の取崩額 < 含み益の増加」という年が続いたので、純金融資産は右肩上がりで増えていた。
黒字の原因
しかし、2017年度は収入が支出を上回った。
黒字の原因は収入増だ。
特にブログやKindleなどからの「事業収入」が増えた。
2017年度の事業収入は前年度比で1.5倍となった。
貯金の取り崩しがゼロ
黒字会計ということは、株式投資の含み益に依存せずに純金融資産が増えた、ということだ。
「貯金の取崩がゼロ」となった。
会計上は「めでたしめでたし」となった。
あくまでも、会計上は。
黒字会計の優先度は低い
じゃあ、これからも「黒字会計」を目指すのか、と言われたら、
「黒字に越したことはないが、何が何でも黒字にしようとは思わない」
と答える。
黒字にしようと思えば、ある程度の収入を確保しなければならない。
つまり「稼ぐ」ことに時間を取られる。
「自分のための自由時間」がなくなってしまう。
「稼ぐ」ことに血道を上げる生活になってしまうと「セミリタイア」でなくなる。
これはいやだ。
わたしの人生では「黒字会計の優先度」は低い。