ネットでたまたま『日経ウーマン 2018年3月号』の表紙が目に入った。
「1000万円貯まる人の24時間」
という文字が表紙に大きく載っていた。
1,000万円貯めるような「働き女子」は、一般人とは違う特殊な24時間を過ごしているのか。
1,000万円貯めるのに、何か特別なことをしないといけないのか。
ぶっちゃけ、1,000万円貯めるには何をしなければならないのか。
本書の表紙から察すると「投資信託を買え」ということになるのだろうか。
違う。
投資より根性で貯めろ
以前書いた記事”「200万円は根性で貯めろ!」と気合を入れられた本”のとおり、1,000万円貯めるのに何か特別なことをする必要はない。
リスキーな投資信託を買う必要もない。
必要なのは根性だ。
わたし個人の経験では、1,000万円までなら銘柄選びやテクニックは関係なく、「貯金したいという意思」があるかどうかで決まると思う。
出典「200万円は根性で貯めろ!」と気合を入れられた本 – SOUTAi 40
投資は貯金の後で
どうしても投資信託を買いたいのなら、「1,000万円貯めるため」ではなく、「1,000万円貯まってから」でも遅くないと思う。
預貯金だけで1,000万円貯めることができれば、それは強い蓄財の意思あり(つまり、根性がある)とみなしていい。
無理のない範囲で収入の一部を貯金にまわしつつ投資の勉強もして、1,000万円貯まってから投資を実践しても決して遅くはない。
「貯金が少ないから株で一発当てて1,000万円を突破するぞーーー!」という「一攫千金思想」は禁物だ。
▼わたしが1,000万円貯めるのに大いに参考になった本(残念ながら2つとも絶版)
講談社
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主婦の友社
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