今、Kindleストアで50%ポイント還元される「光文社50%ポイント還元フェア」を実施中だ(2019年7月25日まで)。
先日の記事でセール対象本のうち、読んで面白かった本としてタイトルだけ挙げた『株の原則』(邱 永漢(著), 光文社知恵の森文庫, 2000)について語ってみたい。
本書はタイトルの通り「株の本」だ。
株で儲ける方法ではなく、株で損しない方法を学べる。
本書の15の原則を守れば、「株で大損して退場」という悲劇は避けることができるだろう。
つまり、長期投資できる。
安全性の高いバクチ
本書の中で、わたしが好きな言葉が、
「株は、安全性の高いバクチである」
だ。
なぜ安全性が高いと言えるのか。
運だけでは勝てないから「安全」
それは、宝くじ・競馬・競輪といった一般的なギャンブルに比べて「運以外の要素」がたくさん入っているからだという。
つまり、投資家自身の努力やスキルで「当せん率」を上げることができる。
それに、還元率も日本の公営ギャンブルに比べて高い(笑)。
競馬、競輪にかぎらず、バクチで億万長者になった人の話なんか聞いたことがないですけれども、株式投資にはいっぱいいる。
(中略)
億万長者はともかくとして、株の儲けで家を建てるくらいは、けっしてめずらしくありません。
p. 186
ただし、株式投資は自己責任で。
株の原則 (光文社知恵の森文庫)
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光文社 (2016-10-28)
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