朝から暑い。
昼は猛暑(気温35℃以上)の予報だ。
外出する気が起きないので、エアコンがきいた部屋で約分の問題を解いた。
YouTubeでこんな問題を見つけた。
$$\frac{2379}{3355}$$
を約分せよ、という中学入試の問題だ。
YouTube約分(ユークリッドの互除法)(明徳中学校)
答案
まず分母と分子の差をとった。
3355 – 2379 = 976
分母と分子の差にも分母・分子の約数が含まれているからだ。
976を素因数分解すると、
976 = 24 × 61
なので、61が約数かどうか調べる。
約分できるか
分子(2379)と分母(3355)を61で割ると、
2379 ÷ 61 = 39
3355 ÷ 61 = 55
よって、
$$\frac{2379}{3355} = \frac{39}{55}$$
が答えとなる。
模範解答は動画を参照してほしい。
※【2021.8.1追記】「分母と分子の差にも分母・分子の約数が含まれている」理由
分数「a/b」を考える。
a,bは自然数でa < bとする。
a, bが自然数cで割り切れるとすると、
a/b = mc/nc (m, nは自然数でm < n)
b – a = nc – mc = c(n – m)
となり、分母と分子の差もcで割り切れる。