YouTubeで「対数っていつ使うの?」という動画を見た。
日常生活やビジネスで「対数」を使えるといかに便利かという動画だ。
まとまった貯蓄が必要なセミリタイア生活でもよく対数を使う。
どこで使うのか?
資産運用と対数
対数を使うのは「セミリタイア資金の資産運用」の計算だ。
例えば、対数が使えれば「運用利回りが年2%で100万円の資産を運用した場合、2倍になるのは何年後か?」という計算ができる。
100万円を年2%の複利で運用したら2倍の200万円になるのは何年後になるか、という数学の問題だ。
x年後に200万円になるとおいて、対数を使って計算すると、
となり、約35年後に2倍の200万円となる。
計算の最後の対数の割り算はGoogleで「log2/log1.02」で検索した。
対数法則
上記の計算では次の法則を使った(対数は常用対数とする)。
ただし、xは実数、Mは正の数とする。
参考文献『高校数学の教科書 上』(芳沢 光雄(著), 講談社ブルーバックス, 2010) pp. 218-219