就職先がブラック企業になるかどうかは人間関係次第、ブラックは永遠にブラック

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ブラック企業と聞いて浮かぶイメージは、
①労働法を守らない
②社員を長時間働かせる
③うつ病等の精神疾患で休職、退職する社員が多い
④離職率が異常に高い
⑤給料(基本給)が安い
⑥残業代(割賃)が未払い、残業の報告をさせない
⑦おかしな上司、同僚がいる
⑧犯罪者が出た、裁判でもめている(しかしもみ消している)
⑨自殺者が出た
と、思いつくままに並べてみた。

私がサラリーマンとして勤めた感想を言うと、企業がブラックになるかどうかは、職場で良好な人間関係が築けるかどうかにかかっていると思う。

仕事が忙しくなると、長時間働くことが多い。締め切りがタイトなプロジェクトだと、職場全体がピリピリしてきて、不満が爆発することが多い。そんなときでも上司、同僚との関係が良好だと、結構楽なものだ。

特に何でも気軽に話せる上司または同僚が近くに一人でもいると、少々仕事がキツくても、すぐに体調をくずすようなことはない。特に上司が話せる人だと、盾になってくれるのでありがたい。

逆に、異動で知らない人ばかりの部署に移されると、仕事が楽でも、毎日定時で帰れても、けっこう苦しい思いをしたことがある。職場に慣れて周りに打ち解けるまでしんどいものだ。

直属の上司がおかしい人だと最悪だ。一度、「会社の全社員」に嫌われている人の部下になったが、本当にウツウツとした毎日だった。あのときは身の危険を感じたので「非常措置」をとった。自分からうつ病になったのだ。

上司とは相容れないので当然に心身の調子はおかしくなる。上司の上司に「体調がすぐれないので精神科を受診したい」と訴えて受診。精神科では自分の心身について感じていることを正直に医師に言う。すると「うつ病」と診断される。診断書を持って会社に行き、「うつ病」と診断され、休職するように勧められたことを伝える。上司の上司の判断で「異動即休職」が決まる。心のなかでVサインv(^^)v。

こんなことをしながら何とか40歳まで企業社会で生きてきた。

言えることは、「イヤな会社に無理して居続けることはない」ということだ。社員のかわりなんていくらでもいる。自分がいなくなれば周りに迷惑をかける、という気持ちはわかるが、体を壊してまでしがみつく必要はまったくない。特に「死にたい」という気持ちが出てきて、何日も消えないとしたら、かなり危険だ。すぐに今の環境から全力で逃げることをおすすめする。

人生は長い。私のように定年の遥か前にドロップアウトしても、何とか生きていけるものだ。

今は、信じられないほど幸福な毎日だ。サラリーマンのデメリットがすべて消えたので当然といえば当然だが。

ブラック企業に入ってしまった人は、自分の環境から変えてみてはいかがだろうか。残念ながら、会社が変わることはない。いくら労基署が指導しようが、病人や自殺者がでようが、ブラックがホワイトに変わることはない。

<参考文献>

ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書) ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)
(2012/11/19)
今野 晴貴

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追記
参議院選挙で、ブラック企業関係者が立候補している政党は支持するが、本人は落選させたい場合、比例区の投票用紙に個人名を書けばいいらしい。

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