年収がいくらなら、幸福感を感じるのか?内閣府「人々の幸福感と所得について(中長期、マクロ的観点からの分析②)」(2014.2)という資料に、年収と幸福感(10点満点)のグラフが掲載されていた。
グラフを見ると、幸福感の変化が大きくなるのは、年収200万円、400万円、1,000万円を突破した時だ。「400万、1000万」という数字がキリの良い目標値なのかもしれない。
年収が増加するだけでなく、出世していくから幸福感が増加するのではないか。
年収200万円突破……新卒で就職、またはバイト・非正規から正社員になる
年収400万円突破……管理職に昇進
年収1,000万円突破……部長、役員に昇進
不思議なことに、年収400万円を突破した後、1,000万円を突破するまでは幸福感は変わらない。
また、年収1,200万円を超えてしまうと、幸福感が減っていく。
まとめ
・年収を上げるだけでは幸福になれない。キリの良い目標額を突破した時(または昇進した時)に幸福感が上がる。
・年収1,000~1,200万円が一番幸福、それ以上稼いだら幸福感が減っていく。
・無理してお金を稼いでも、疲れるだけかも。
<参考書籍>
給料が上がっても喜びは一瞬で、激務だけが残る……。