格差社会の原因は「競争」 or 「欲望」?

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青木雄二『ゼニの人間学 』を読む。本書はまだ新品が出ている。わたしが持っているのは1998年の版で、発行後1年半ほどで15刷という人気の本だ。

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優勝劣敗の格差社会の原因は「他人を蹴落とす競争」なのか「人間の欲望」なのか?解決する方法はないのか?

資本主義は、競争の原理で成り立っている。

競争に勝ったものだけが、ゼニの力をもとにして、自分の欲望を満足させられる。

そのためには、競争相手を蹴落とさなくてはならない。

他人を蹴落とさなければ、いまの世の中では幸せにはなれない。

それでは、競争そのものがいちばんの悪人なのか?競争社会の根源である人間の欲望そのものが、悪いのか?人間が欲望を捨て去ったら、理想の社会ができるのか?


本書では「豊かさ」こそが格差社会を解決する方法だという。

僕は、豊かさこそが、こういった根源の問題を解決してくれると考えている。

喫茶店に入ると、テーブルには砂糖がおいてある。だれでもあれを自由に使ってええことになっているが、コーヒーに5杯も10杯も砂糖を入れる奴はおらん。袋に入れて持って帰る奴もおらん。

必要なものが必要なだけ持って帰れる豊かな社会になれば、人間は競争する必要などない。必要な物がそろっていれば、それ以上のものなど、だれも欲しがりはしない。


これは「モノ」だけではなく「カネ」についても言えるんじゃないだろうか?

コーヒーに入れる砂糖のように、カネも必要な量だけあればいい。

無理してカネを自分のカップに詰め込もうとするから、ストレスがたまって体調が悪くなるんじゃないだろうか?

もうすぐサラリーマンの夏の賞与が支給される。

「わたしはこんなに必要ありません。全額返上しますので来月から労働時間を1日5時間にしてもらえませんか?」

と言えるようになる社会になれば、もっと生きやすくなる?

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