個人金融資産1,600兆円を国民全員でシェアできる?

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野口悠紀雄『仮想通貨革命—ビットコインは始まりにすぎない』を読む。ビットコインについて、貨幣の本質について学ぶには最良の入門書だ。

ビットコインというのは「使い切る」ことを前提としている。貯金したり投機で増やすのはNGだ。

本書を読んで「将来的には個人で貯金をしなくてもいい時代が来るのだろうか」という希望的観測(笑)を持った。

今、日本人の個人金融資産は約1,600兆円ある。これらは個人別に所有者が明確にされている。貯金が100万円あれば100万円までしか使えない。

しかし、1,600兆円をひとつの預金口座にまとめて、使いたい人が使いたいときに引き出して使えればどうなるだろうか?

お金を私有することは禁止。個人では預金口座を持ったりタンス預金したりなど「貯めこむ」ことはできないこととする。

今は「カーシェアリング」「シェアハウス」といったことが実現しているが、その先の終着点が「マネーシェアリング」ではないだろうか。マネーをシェアするというのは「貯金や投資で個人資産を増やさなくても豊かに暮らせる世界」だ。

存在するかどうかがあやふやな「豊かな老後」とやらのために貯金や投資に血道を上げなくても、必要なときに必要なモノ・サービスが得られる世界になっていく?「老後資金の心配」がなくなるだけではなく、最終的には貧困も戦争もなくなるだろう。お金のために犯罪を犯す必要性もなくなる。

本書を読んで、そんな理想的な世界を作る方向に、世界中の人が動き始めているという感じがした。

以前なら「荒唐無稽」「夢物語」で片付けられていたことがどんどん現実化するのを見ていると、近い将来、お金に対する考え方も信じられないくらい変化しているかも。

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