「定年まで雇ってもらえるかどうか」の分岐点は「45歳までに部長」

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辞令

植田統『45歳から5億円を稼ぐ勉強法』(阪急コミュニケーションズ 2014) を読んだ。

「45歳」というのはサラリーマンが人生戦略を練り直すためのターニングポイント。なぜなら、サラリーマンとしての「先」が見えてくる年齢だからだ。

日本の会社に勤めていると、45歳前後に部長になれるかどうかで会社が65歳までちゃんと処遇してくれる人は誰かが明らかになってくる。


外資系だと35歳~40歳(日本法人は45~50歳)で選別が終わっていて、そこまでに評価されていないとクビが危ないようだ。

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45歳までに部長

本書によると、「45歳までに部長になること」が達成できないと定年まで雇ってもらえる保証はない。

仮に定年まで残れても、大幅に年収を下げられたり、定年延長を断られる可能性がある。

わたしが勤務していた会社でも「定年延長制度」はあった。定年の60歳になっても最長65歳まで雇用が延長される制度だ。

しかし、会社の評価が低いと定年延長を断られて退職する、というケースがあった。サラリーマン生活の最後の最後で「真の評価」を知ることができる残酷な瞬間だ。

では、45歳までに部長に昇進できなくて、定年までマトモに処遇されない、リストラされる可能性が高い人はどうすればいいのか?

人生戦略を立て直すしかない

45歳までに勤務先から評価されなかった場合、一発逆転で大抜擢される可能性は非常に少ない。サラリーマンの世界も少子高齢化がすすみ、バブル入社組が退場するまでは「管理職が余り、若手の部下が不足する」状態が続くだろう。「サラリーマンとして出世する」以外の戦略も視野に入れないといけない。

出世できなかったら、戦略を見直す

本書の目標は、

  • 45歳から人生戦略を立てなおす
  • 70歳まで現役として活躍する
  • 年収2,000万円 → 45~70歳までに合計5億円稼ぐ

そのために必要な「現実的な勉強法」が紹介されている。

勉強といえばすぐ「資格」を連想するが、食える資格の選び方や収入を上げるための活動方法も紹介されている。

45歳になって「先」の見えた勤務先に残るか、去るか、どちらにしてもこれからの人生戦略を見直して、少しでもラクに生きる方法を考えたほうがいい。

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