職場でいじめられ実家に引きこもる有能な女性

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清少納言『枕草子』、紫式部『源氏物語』を読んでいる。

この2冊の共通点は、タイトルに書いたように「職場でいじめられ、実家に引きこもる有能な女性」が描かれていることだ。

『枕草子』は、著者の清少納言自身が職場でいじめられていた。

宮中で中宮・定子に仕えていたが、権力闘争に巻きこまれて「清少納言は政敵のスパイ」と職場で噂を立てられ、いづらくなって退職して実家に引きこもった。

引きこもった実家で、宮中で見聞きした思い出話をエッセーとして書いたのが『枕草子』とされている。

もし、清少納言が実家に引きこもらず、幸福な職業人生を歩んでいたら『枕草子』は誕生しなかったかもしれない。

※※

『源氏物語』は第1章の「桐壺」。

帝の寵愛を独占して光源氏を出産した「桐壺の更衣」が、嫉妬に狂った他の妃たちから嫌がらせを受ける。

彼女が通るところに汚物をまいて着物を汚したり、彼女が通っている廊下の両端の扉に鍵をかけて閉じ込めたり……。

そして彼女は疲れ果て、帝と3歳の源氏から別れ、ひとり実家に帰る。

いくら有能でも幸福なキャリアを歩めるとは限らない。有能だからこそ妬まれ、足を引っ張られる。

日本の「女性の職場」は、平安時代から大変な場所だったようだ。

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