2014年に当ブログ経由で買っていただいた本のうち、売上数上位3冊を紹介したい。
第3位 会社が嫌いになったら読む本 (楠木新 日本経済新聞出版社 2009年 918円)
紹介記事:「会社が嫌いになる」たった一つの理由 (2014.9.11)
明日(1月5日)から仕事始めという人が多いと思う。「もっと休んでいたい、会社に行くのは嫌だ」と感じている人も多いだろう。
本書は「なぜ会社が嫌になるのか」について書いた本。
「なぜわたしは会社が嫌いなんだろう」「自由や幸福を手に入れるには退職するしか方法がないのか」と思いつめている人におすすめの1冊。
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第2位 れんげ荘 (群ようこ 角川春樹事務所 2012年 576円)
紹介記事:45歳で退職し、月10万円ずつ貯金を取り崩して生きる『れんげ荘』 (2013.7.11)
「早期リタイア」をテーマにした小説。主人公は広告代理店に勤務する45歳の独身女性「キョウコ」。会社の人間関係と母に嫌気がさして会社を退職して実家を出て安アパート「れんげ荘」に引っ越して、無職生活を開始する。
生活費は貯金を毎月10万円ずつ取り崩して工面する。
早期リタイア生活を疑似体験したい人におすすめの1冊。
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第1位 ゼニの幸福論 (青木雄二 角川春樹事務所 1999年)
紹介記事:遊んで暮らすのが最高の幸福 (2013.11.20)
絶版になっているのに堂々の第1位。
セミリタイア生活の最大の理想が「遊んで暮らす」こと。お金はそのための手段だ。
資本主義社会で「遊んで暮らそう」と思えば競争に勝って大金を手にすることを要求される。
著者の青木雄二の場合、マンガ「ナニワ金融道」が大ヒットして大金を手に入れて、セミリタイア生活に入った。
すでに大金を得た僕にとって、幸福とは朝から酒を飲んでゆっくりと時間を過ごすこと!
p.113
ただ、資本主義社会の競争に勝って大金を手に入れてセミリタイア生活を楽しめる人は限られている。
競争に勝てない99%の一般人がセミリタイア生活を謳歌するためにはどうすればいいのか?
今年も当ブログでいろいろな提案ができればいいなと思っている。