先日、4月10日は「一瞬だけ日経平均2万円台到達」で、証券会社のオフィスで歓声がわいたり、「大入り袋」を配っているところがニュースで流れていた。
わたしもメールで、
【998407】日経平均株価の株価が20,003.35円になりました。
という件名のメールを「Yahoo!ファイナンス」から受信した時、「おお、やっとたどり着いたか」と思った。
1年前の記事だが、日本の株式市場に占める外国人投資家の割合は6割らしい。
参照:外国人投資家、日本の株式市場のシェア6割 (2014.6.15 日本経済新聞)
ということは、日本人が株高で浮かれているのではなく、浮かれている(?)過半数は「外国人」ということになる。
不動産に関しては、最近こんなツイートがあった。
東京・銀座や大阪・心斎橋など大都市の中心繁華街で店舗の賃料が上昇しています。訪日外国人の増加を受けて、高級ブランドを中心に出店意欲が強く、大通りに面した店舗の平均賃料は2014年12月時点で前年同期比1~2割高くなっています。http://t.co/HSljKFZvN6
— 日経産業新聞 (@nikkei_bizdaily) 2015, 4月 11
不動産価格が上昇している原因は「訪日外国人の増加」ということになる。
不動産価格にも「外国人」が関わっていることになる。
1980年代の不動産バブル・株式バブルのときは「日本人が浮かれている」という印象を持っていたが、今回は外国人が株や不動産の資産価格上昇を演出しているようだ。
日本人だけが浮かれているわけではない、たぶん。