小飼弾『新書がベスト 10冊で思考が、100冊で生き方が変わる』(KKベストセラーズ・ベスト新書 2010)を読んだ。
本書で心に残ったのは次の言葉だ。
きちんとブログが書ける人は、それだけで仕事にありつけるのです。これは真実。
p.166
確かに!何となく「真実」になりつつあると感じている。
きちんとブログが書ける人とは
「きちんとブログが書ける」というのは、わたしの基準では、
毎日(または定期)更新できる
ことだ。
内容とか文字数とかにこだわりだすと書けなくなる。
検索数の多そうなキーワードを散りばめて、少なくとも1000文字以上書いて、売れそうな商品のアフィリエイトリンクを貼って、、、とか考えると「金銭欲>ブログ書きたい欲」となってしまって、書けなくなる。
初めはページビューや現金収入にこだわらずに書くべきだ。
最初はアクセスなんてほとんどないから、金銭欲や承認欲で前のめりになると気分が沈むだろう。
わたしもブログを始めた時は「ブログで現金収入が発生する」ことを知らなかった。
情報を「プル」するために読書が最適
本書によると、テレビやインターネットがプッシュしてくる(押しつけてくる)情報をただ眺めているだけではたちまち「情報弱者」になるという。
誰もが簡単に手に入れられる情報を貯めこんでいるだけでは、強みにならないのです。
p.17
情報は必要に応じて「プル」(積極的に取りに行く)すべきだという。
「プル」するための手段として最適なのが「読書」だ。
本書ではタイトルのように「新書」を読むことをすすめている。
すすめているだけでなく「新書さえ読んでいれば他の本はいらない」と断言している。
本は、偏っているから価値がある
p.18
そのとおり。
著者の独断と偏見が面白い。
ブログも、ブロガーの独断と偏見が面白い。
とりあえず、毎日ブログを更新できていれば、「老後貧乏」とか「将来不安」なんか感じる必要はないと思う。
「継続できる」というのは大きなビジネススキルだし、必ず何らかの収入は発生するから。