先日出版した当ブログの電子書籍版『40代で早期退職して自由に生きる』を作成するのに使ったアプリ(ソフトウェア)を紹介したい。
ほとんどが無料で利用できるので、低コストでKindle本を作成できる。
おかげさまで、本は売れている。
「1冊も売れなかったとしても、低コストで作れたからよしとするか」と心配していた。
しかし、杞憂に過ぎなかった。
Microsoft Word
原稿を執筆する際に使った。
理由は、サラリーマン時代に仕事で使いまくって「使い慣れている」からだ。
書籍の原稿を書くときは大量に文字を入力するから、使い慣れているアプリを使ったほうがいい。
わたしの場合、自宅のPCにWordがインストールされているので使った。
もしWordがなければ、無料の「Googleドキュメント」でもいいと思う。
とにかく、使い慣れているアプリを使うのが一番だ。
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ペイント
表紙を作成するのに使った。
Windowsに付属している無料のペイントアプリ(お絵描きソフト)だ。
で、次のような表紙を作った。
実際の表紙のサイズは、よこ(短辺)1560ピクセル、たて(長辺)2500ピクセルだ。
Kindleで推奨されている表紙のサイズは次のとおり。
- 長辺側は少なくとも1,000ピクセル以上
- 長辺が2560ピクセル以上を推奨
- 画像の理想的な縦横比は1:6
出典『Kindle本を作成するには』(Kindle Direct Publishing)
わたしの本の場合、長辺が「推奨」よりも60ピクセル小さい……まあ、いいか(笑)。
表紙の文字はなるべく大きくしたほうがいい。
Amazonのサイトで表紙がサムネイル表示されると、表紙の文字はかなり小さくなるから。
paint.net(フリーウェア)
もう一つ使ったペイントアプリが「paint.net」だ。
参照paint.net (窓の杜)
理由は使い慣れているからだ。
「ペイント」でざっくりと下絵を描いて、「paint.net」で微調整する、という作業をした。
※表紙を自分で描くのは苦手、面倒なら「いーブックデザイン」のような「電子書籍の表紙画像・フリー素材集」を利用するのもいいと思う。
Kindle Previewer
Wordなどのテキストエディターで作成したファイルが、正しく電子書籍として読めるかどうかを確認するためのアプリだ。
参照:KDP ツールとリソース
わたしの場合、Wordで作成したファイル(Webページ(フィルタ後))をKindle形式(mobi)に変換して、問題なく電子書籍が作成できているかを確認するために使用した。
Kindleのサイトに原稿のファイル(Wordで作ったのならdocまたはdocxファイル)をアップロードする前に、必ず「Kindle Previewer」で文字化け等の不具合がないかどうか、確認していおいたほうがいい。
Wordで原稿を作成した場合、箇条書きや飾り文字は文字化けする。
注意が必要だ。
以上のアプリを使ってできたのが、この本だ。
ASIN: B01M17B0N2
※上記は2016年9月29日現在の情報です。