ブログを書いているとたびたびぶつかる「壁」がある。
それは、「記事を書きたいけど、書くことがない」だ。
PCの前に座っても、手が動かない。
ネタが思い浮かんでも「こんなことを書いて大丈夫か」「炎上しないか」「こんなの誰も読まないだろうな」といった「心のブレーキ」がかかって、手が動かなくなる。
そんな悩みを解消しようとして『10倍速く書ける 超スピード文章術』(上阪徹(著), ダイヤモンド社, 2017)を読んだ。
そうか、書けないのにはちゃんと理由があった。
「書けない状態」から「スラスラ書ける状態」になるための方法もある。
これで簡単に書ける人になれる
本書によると、文章を書くときに絶対にやってはいけないことが2つある。
- 書く目的を決めないで書く
- 読者を決めないで書く
最もやってはいけないことは、目的が定まらないまま文章を書くことです。 目的を決めずに書くと、「文章を書く」という行為そのものが目的になるのです。
つまり、漫然と自己満足オンリーで文章を書いているだけになってしまう。
結果「誰の役にも立たない、誰も読まない」文章ができあがる。
「早く書きたい!書かねば!」とはやる気持ちを抑え、まずは「目的」と「読者」を決める。
誰に向けて書くか
「目的」が決まれば「読者」を決める。
「読者」とは文章を読む人のこと(当たり前だが)。
例えば、ブログの記事を書く目的が「40代で会社を辞めてセミリタイアするのに必要な貯金を計算する」だとする。
「読者」は「会社を早期退職してセミリタイア生活を送りたいと真剣に考えている30代~40代の大企業勤務でそこそこ経済的余裕があり、出世が頭打ちで今の職場にいても昇進昇給の希望がなさそうな独身男性サラリーマン」と決めることができる。
あくまでも、わたしが今考えた「一例」だが。
もし「目的」も「読者」も決めずに書くとなると……そりゃ書けないな。
もちろん、書くスピードも遅くなる。
と本書を読んで感じた。
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本書を読めば「文章が書けない、書くスピードが遅い」という悩みを解消できる。