働く理由が「食うため」だとお金に困る人生になる。
「生計を立てるために働く」「生き残るために働く」も「食うために働く」と同じ意味だからと言ってはいけない。
「食うために働く」と言ってしまうと、脳が「働かないと餓死する」と誤解してしまう。
人間にとって、20世紀までは「餓死」が一番の恐怖だった。
だから、「食うために働かなければならない」という情報を脳にインプットすると「働かないと餓死するぞ!」という誤った信号が脳から体に送られて、恐怖を感じるようになってしまう。
「働いて、お金を稼がないと死んでしまう!」と誤解しつづけて、「お金に困る人生」になる。餓死しないためにお金がいくら必要なのかわからないから、無限にお金を稼がないと脳が満足しないのだ。
しかし、21世紀の今は真逆で、働かなくても死なない。
だから、働かなくて、お金がなくても恐怖感を感じる必要はない。
働かなくても死なない
今のご時世、働かずに無一文になったとしても、すぐに死ぬことはない。
働き口も見つからず、働く気も起こらず、無一文になったらどうするか。
日本では色々な福祉制度がある。
最悪、生活保護を申請すればいい。
食うためだけのために、働く必要はない。
「でも、非正規やフリーターだったらいつまでも低所得のままだ。フリーだと収入が不安定。やはり正社員にならないといけない。」
という意見があると思う。
しかし、最低限の衣食住が保証されるだけでいいなら、それほどお金はかからない。
何が何でも正社員じゃないといけないと思っている人は「食うために働いている」わけではない。
見栄を張るために働いているのだ。
正社員というステータス、優越感を感じたいために持つブランド品、クルマ、維持費が高めの家族、数千万円もするマイホーム、、、。
人間が生存するだけでいいなら、特に必要のないものばかりだ。
参照:見栄を張るお金があるなら、貯金したほうがいい。仕事を辞めやすくなるから。
働きたいから働く
働くための正しい動機、それは「働きたいから」だ。
食うために働くのではなく、働きたいから働く。
働きたくないから、働かない。
働きたければ働けばいいし、働きたくないときは働かなくてもいい。
会社にいたければいればいいし、辞めたければすぐに辞めてもいい。
「貯金が少ないから怖くて辞められない」なんて怖がる必要はない。
貯金が少なくても、働かなくても、食うのには困らない。