40代で会社を早期退職して6年目になる。
今は2017年3月だ。
退職したのが2011年なので「2017-2011=6」で6年目だ。
あっという間の6年だったような気がする。
退職後はあまりストレスを感じずにセミリタイア生活が送れている。
なので、サラリーマン生活より、今のセミリタイア生活が「性に合っている」といえる。
「セミリタイア生活を辞めて再就職したい!」と思ったことは……一度もない(笑)。
会社を辞めたら健康に
会社を辞めたら体調に変化が現れた。
健康になったのだ。
サラリーマン時代は高血圧、高脂肪、メンタル不調などなど、病気のデパートのようだった。
風邪が治らないこともあった。
しかし、会社を辞めてしばらくすると、体調が良好になっていった。
健康診断の検査値もほぼ正常になった。
「通勤しなくていい」「会社で働かなくていい」という環境のおかげで、精神的にもすごく気楽になった。
心も体も正直だ(笑)。
お金が減らない
会社を早期退職する前は、「退職後は貯金を取り崩して細々と生きる」というイメージを描いていた。
例えば、貯金を年に200万円取り崩すとすると、毎年200万円ずつ貯金がなくなっていくイメージだ。
退職時は2011年、東日本大震災や株安でかなり悲観的になっていた。
しかし、「退職後は貯金が減っていく」という予想は外れた。
お金(純金融資産)が減らないのだ。
アベノミクスによる株高で金融資産が急増した。
株だけでなく、ブログ運営による収益も発生しだした。
「株」「ブログ」による収益は、退職前にはまったく想定していなかった。
だから、退職前の予想に比べて「お金が減らない」と実感できた。
心身の健康が第一
セミリタイア生活を6年近くやってきて感じたのは「お金以上に健康が大事」だということだ。
退職直前はストレスがピークに達していて、心身が弱っていた。
心身が弱って「不健康」になるとどうなるか。
「貯金だけ」に頼ろうとする。
心の中は無力感でいっぱいなので、「退職後は無収入」と決めつけて、「現在の貯金を取り崩して生きるしかない」と思い込んでしまう。
しかし、会社を辞めて心身が健康になると、「ヒマだからブログでもやってみようか」という気になって、結果的に収益につながった。
個人的経験からではあるが「サラリーマン生活という抑圧された環境下で立てたリタイア計画は悲観的になりやすい」という法則が導き出せた。
まとめ
会社を辞めたら心身が健康になるから、退職後にリタイア計画を立て直しても全然OK。