先日の記事で紹介したKindle本セール、「Kindle本春のフェア対象タイトルが、希望小売価格から最大50%OFFもしくは50%ポイント還元!」(キャンペーンは終了)の対象タイトルに『ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人』(ハーブ・エッカー著,本田健訳,三笠書房,2005)が入っていた。
本書は「懐かしい」一冊だ。
わたしがこの本を買ったのは出版年の2005年頃(今から約12年前)だと記憶している。
まだ、サラリーマンをやっていた時期だった。
購入動機はズバリ「金持ちにあこがれていたから」だ。
「金持ち」になって早期退職したい
なぜ金持ちになりたかったのか。
理由は早く会社を辞めたかったから。
使い切れないほどのお金を貯めて、会社を辞めてのんびりしたい!
という動機で、本書を買った。
2005年はかなり業務多忙で、疲労がピークに達していた時期だった。
当然、「会社を辞めたい!」「のんびりしたい!」という欲もピークに達していた。
「会社を辞めたいけど、お金が足りないから辞められない」時期に「不満のガス抜き」のために買った本だった(笑)。
収入だけ上げても金持ちになれない
本書で学んだのは「お金持ちの尺度」は「収入」ではなく「総資産」だということ。
「高収入=お金持ち」ではない。
「高収入」はお金持ちになるための一要素ではあるが、高収入であれば必ずお金持ちになれるわけではない。
収入(所得)は「総資産」のひとつに過ぎない。
本書によると、「総資産」とは次の4つで構成されている。
①所得(勤労所得+不労所得)
②貯蓄
③投資
④節約
以上の4つすべてが必要であり、どれかひとつに偏ってはいけない。
例えば、収入を勤労所得に100%依存して、不労所得、貯蓄、投資、節約をおろそかにするようでは「お金持ち」にはなれない。
お金に縁のない人は、投資は金持ちの道楽ぐらいにしか思っていないため、投資について勉強しようともせず、ずっとお金に縁のないまま一生を終わる。
p.143
この言葉で「投資について学ぶ」重要性を知った。
そして、本書を買ってから約6年後、会社を早期退職した。
▼帯(ウラ)