年末なので2017年で当ブログで紹介した本を振り返りたい。
今回は「健康本」について振り返る。
セミリタイア生活では「お金」と同じ、いやお金以上に大事なのが「健康」だからだ。
「健康」といっても、「健康診断の数値がすべて正常値で心身ともに元気そのもの」みたいな「完璧な健康」を目指す必要はないと思っている。
「体調が完璧でなくても、自分の足で動けて、食事がおいしくて、メンタル的にそこそこ好調」くらいの健康であればいい。
では、読んだ本を3冊振り返ってみる。
歯の健康
1冊目は『名医は虫歯を削らない 虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法』(小峰一雄(著), 竹書房, 2016)だ。
本書のウリは「歯医者に行かずに虫歯・歯周病を治す方法」だ。
「虫歯や歯周病は歯医者で治療しないと絶対に治らない」という常識を覆した本だ。
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無駄な医療費をなくす
次に振り返る本は『不要なクスリ 無用な手術 医療費の8割は無駄である』 (富家孝(著), 講談社現代新書, 2016)』だ。
老後の不安で一番大きいのが「医療費・介護費にいくらかかるかわからない」ことだ。
高齢化で寿命が延びると医療費・介護費に無限にお金がかかるような「不安」がある。
しかし、本書では「8割の医療費は無駄」だという。
医療費の無駄をなくせば、医療費に消えるはずだったお金で好きなことができる。
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健康寿命をのばす
セミリタイア生活を充実させるには「健康寿命」をのばしたい。
そのために読んだ本が『9割の病気は自分で治せる』(岡本裕(著), 中経出版, 2009)だ。
健康寿命をのばすには「自己治癒力」を高める。
「自己治癒力」とは、医者や薬に依存せずに病気を治療する力だ。
「自己治癒力」を高めるには「嫌なことをしない」。
サラリーマン時代みたいに嫌なことをガマンしてやらなくていいセミリタイア生活そのものが健康寿命をのばすことになる、と本書を読んで感じた。
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