2月だ。
確定申告の準備を始めている。
確定申告と言えば「所得控除」だ。
今回の確定申告(平成29(2017)年度)の主な所得控除は次のとおり。
- 国民年金保険料
- 国民年金基金
- 確定拠出年金
- 小規模企業共済
- 寄付金控除
- 青色申告
各控除の内容について説明する。
国民年金保険料
わたしの場合、国民年金保険料は2年前納している。
前回払った国民年金保険料のうち、平成29年分の保険料(12ヵ月分)が所得から控除される。
参照2年前納された国民年金保険料の社会保険料控除について|国税庁
国民年金基金
国民年金基金も所得控除できる。
平成29年に支払った金額が全額所得控除される。
予定利率は1.5%だが、積み立てた分が年金として支給されるだけなのでインフレに弱い。
老後に大きなインフレにならないことを祈るばかりだ。
確定拠出年金
確定拠出年金では、外国株のインデックスファンドを積み立て投資している。
参照SBIアセットマネジメント EXE-i(エグゼアイ)|EXE-i 先進国株式ファンド
平成29年に積み立てた分が所得控除される。
確定拠出年金のメリットは、損失が出ても所得控除という「援護射撃」があるという点だ。
小規模企業共済
昨年(平成29年(2017年))に小規模企業共済に加入した。
参照小規模企業共済に正式加入した【年利1.0%】 – SOUTAi 40
ブロガーの「退職金」として積み立てていくお金だ。
予定利率は1.0%。
積み立てた金額は「全額所得控除」される。
寄付金控除
ささやかながら、出身大学に寄付した。
寄付金から2,000円差し引いた額が「寄付金控除」として所得から控除される。
ただし、控除額の上限は総所得額の40%相当額だ。
例えば、年収1億円で5,000万円寄付しても、控除されるのは4,000万円くらいまで。
参照No.1150 一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)|所得税|国税庁
青色申告
今回の確定申告から青色申告するので、所得から65万円が控除される予定だ。
青色申告のため「MFクラウド確定申告」を使って複式簿記で帳簿づけしている。
「MFクラウド確定申告」は年会費が8,800円だが、所得控除が65万円なので十分回収できる。