読書は好きだが、最大の課題がある。
それは、書店で見つけた「気になる本」を買うかどうか、長時間迷うことだ。
さんざん迷ったあげく、買わずに帰宅することも多い。
なので、先日次のようにツイートした。
やりたいけどできてない。 ”本へのカネ遣いで大事なのは、見つけた時に買う、ということです。” カネ遣いという教養 [楽天] https://t.co/TFpxsk1o8M #rbooks pic.twitter.com/ZplNH0BfPb
— Kotaro (@Kotaroux) 2018年5月1日
本よりもカネ?
『カネ遣いという教養』(藤原 敬之(著), 新潮新書, 2013)によると、「本は書店で見つけたときに買う」のが基本のようだ。
現金(カネ)で持っているよりも本を買って「教養」に変えた方がいいのはわかっている。
が、わたしはできてない。
まだまだ本よりもカネへの執着が強いからかも。
理想的な紙書籍の買い方
わたしが「理想的な本(紙書籍)の買い方」と思っているのが『新書がベスト ――10冊で思考が、100冊で生き方が変わる』(小飼 弾(著), KKベストセラーズ・ベスト新書, 2010)で紹介されていた「新書の買い方」だ。
読書で教養を身につけるには「偏った読書」を避け「幅広い分野の本を読む」ことだ。
つまり自分の好きな分野の本だけでなく、幅広く読む。
そのため、リアル店舗で次のように「大人買い」で本を買う。
新書コーナーがが充実している(リアルの)書店に行って、そこにある新書を「選ばず」「適当に」、まとめ買いしてください。100冊ではちょっと少ないですね。
複数レーベルを混在させる必要もありません。老舗レーベルなら100冊以上は優に揃っていますから、棚からごっそり取り出して、レジに持っていきます。
p. 36
なるほど。
本を買うかどうか迷うのはカネへの執着というより「本を選ぼうとしていたから」なのか。
本を選ばず、書店の棚から特定の出版社の新書をごっそりと100冊以上抜き出してカゴに入れてレジに持っていく!
新書が1冊800~1,000円として、100冊買っても8万~10万円だから安い買い物だ。
書店ではかなり「目立つ行動」だが、爽快だろうな。
まとめ
書店は本を選ぶ所ではなく買う所。
と達観できれば迷うことはなくなる。