「逆算の資産準備」のススメ 95歳から遡って考える (2018.9.21 NIKKEI STYLE)
という記事を読んだ。
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— NIKKEI STYLE マネー研究所 (@nikkeistyle_m) 2018年9月20日
「95歳まで生きると仮定した場合、自前で用意するリタイア資金はいくら必要か」という記事だ。
記事では、次のような「貯金の取り崩し方」が紹介されていた。
- 60~75歳……リタイア資金の4%を引き出して、残りを3%で運用する。
- 75~95歳……月14万円引き出す、運用はしない。
上記のような貯金を引き出す生活をするためには、75歳時点で3,360万円、60歳時点で3,950万円必要だそうだ。
セミリタイア生活に応用
記事で紹介されていた「貯金取り崩し法」をわたしのセミリタイア生活に応用してみた。
次のように貯金を取り崩すことにしてシミュレーションしてみた。
- 51~75歳……リタイア資金の4%を引き出して、残りを3%で運用する。
- 75~95歳……月10万円引き出す、運用はしない。
75歳以降の生活費(月額)は「年金 + 10万円」あれば(インフレ率を無視すれば)そこそこ余裕があるかなと思う。
75~95歳の20年間は月10万円(年120万円)取り崩すので、75歳の時点で2,400万円必要となる(20 年 × 120 万円/年 = 2,400万円)。
「完全リタイア」するまでに必要な年収
75歳で「完全リタイア」するまでは「セミリタイア」となる。
つまり資産運用や労働等の「収入」が必要だ。
シミュレーションしてみると、年収70万~91万円が必要という結果が出た。
働きたくなければ全額「運用益」で稼ぐ必要があるが、ブログ等の収入との「合わせ技」でよければかなりハードルは低い。
ちなみに、必要な貯金は51歳時点で3,145万円というシミュレーション結果が出た。
ただし、年4%の取り崩しだけでは生活費が不足するので、あくまでも主観だか最低4,000万円程度は必要だ。
シミュレーションの詳細は次のスプレッドシート(Googleドライブ)を参照してほしい。