先日、テレビの天気予報で「21日(2019.1.21)はスーパームーンなので満月が大きく見えます」と言っていたから、夜に空を見上げてみた。
確かに満月は見えたが、普段より大きいかどうかはわからなかった。
とりあえず、満月の写真は撮っておいた(当記事のヘッダ画像)。
なぜ、スーパームーンの日は満月が大きく見えるのか。
調べてみた。
「スーパームーン」の定義がない
天体に関することなので「国立天文台」のサイトで調べた。
すると、衝撃の回答があった。
「”スーパームーン”という言葉の定義がない」とのこと。
「スーパームーン」という言葉は天文学の正式な用語ではなく、定義もはっきりしていません。そのため、「『スーパームーン』とは何か?」「次の『スーパームーン』はいつか?」等の問いには、答えを出すことができません。
出典「スーパームーン」ってなに?(国立天文台)
月が大きく見えるかどうかは観測している人と月の距離で決まるという。
月の見かけの大きさは、観察している人と月との距離によって決まります。つまり、月が「とても大きい」ということは、月が「とても近い」ということを意味します。
言われてみれば、そのとおりですな(笑)。
宇宙船で「人為的に」月の近くに行って月見すれば「スーパームーンを見た」と言えてしまうので、言葉の定義ができない。
月を見上げる余裕
結局、2019年1月21日のスーパームーンの日は「満月が普段の満月より大きいかどうか」は不明のまま終わった。
が、のんびりと夜空を見上げて満月を楽しむ余裕があることをあらためて実感した。
会社を早期退職して、セミリタイア生活しているから実感できる特権だなと思った。
小心者だから、サラリーマン時代は夜空を見上げて天体ショーを楽しむ余裕はなかったな。